スピーキング
私は個人的には、英文の暗唱が、スピーキングに効果があるのではないか、と思っています。
しかし英文の暗唱というのは、負荷が高いというか、結構苦痛です。
それで私は、負荷を下げて、リピーティングをします。
リピーティングは、言われた英文の音声をそのまま発話することです。
言われた英文を一旦脳メモリに入れて、短期記憶を頼りに発話するのです。
この短期記憶を頼りに発話する過程が、自分で英文を構成し、発話する過程に似ているように私は感じています。
だからスピーキングに効果があると思うのです。
リピーティング訓練するにあたり、英語の発話により集中できるよう、聞き取りの負荷を下げます。
先ず、リピーティングに取り組みたい英文に/を入れます。
自分がリピーティングしやすい長さになるように、区切りを入れるんです。
自分で読み上げ、区切りの所でポーズを入れ、録音します。
それを音楽編集ソフトで1.1倍とか1.2倍とかにテンポを速めます。
そうすると、自分の声を聞くときもあまりテンション下げずに済みます。
あとはCDに焼いて車の中などでリピーティングします。
自分用の練習CDを自作するのです。
ここで、市販のネイティヴ吹込みのCDを使わないのは、市販のCDでは速さについていけず、やる気をそぐからです。
自分で読み上げたんだから、リピーティングできないわけがない。
別にネイティヴスピードで話す必要はないわけで。
そんなの無理だし。
ハードルは下げて超えろ!―by黒田博樹、てつろう他。